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農薬の危険性に関する衝撃的内容の一部を抜粋してみます

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「今の農薬は、昆虫に浸透して中枢神経に働いて殺す仕組みになっています。人間には毒性がないと言っていますが、形が違っても、似た神経回路は人間にもあるのです。これが問題で、これまで『農薬は少量なら安全』と言われてきたのですが、神経には少量でも作用するんです」

無防備な赤ちゃんを守るのが母親の胎盤であり、あるいは母乳であると思っていたのに、浸透性農薬は胎盤関門というバリアをいとも簡単に通過し、さらに母乳も汚染していると言われたときは、さすがに怖くなった。それを教授は坦々と語っていた。

ただ、農薬には毒性があると言っても、すぐに症状としてあらわれるわけではないから、食べた人には毒性があるという実感はない。なにしろ、健康に影響が出る可能性があるのは、10年先、20年先、あるいは半世紀も先と言われているそうだ。症状としてあらわれたとしても、長い時間を経たのちだから、本当に農薬が原因かどうかは調べようがないだろう。病気になっても、結局は原因不明としてうやむやになってしまうのがオチだ。

そんな農薬を、日本は世界でも稀なほど大量に使っているという。

ー中略ー

「これを食べ続けたら、10年先、20年先にどうなるか考えて欲しいですね。今は想像力が失われています。目先のことしか見ず、万が一農薬の影響が出たことに気づいても、元の健康体には戻せないんです。怖いと思いませんか?」

知らないとバカを見る、ということなのだろう。

ー中略ー

日本は自閉症ADHDなどの発達障害児が世界でもトップレベルと言われるほど多い国だ。空気が綺麗になったのに喘息が増えているし、アレルギー疾患も自己免疫疾患も急増している。なぜこんなに増えたのだろう。私には、食べ物が原因のように思えて仕方がない。

最近、多くの病気は遺伝よりも環境要因が大きいと言われている。環境要因の中で重要なのは、やはり食べ物ではないだろうか。その中でも、私は農薬の影響が大きいと考えている。

ー中略ー

私と同じように高齢の入り口を通過した人にはあまり関係ないかもしれない。10年先、20年先にあらわれる影響は、高齢者には無縁だからだ。しかし、これから子供が誕生する家族、あるいはいま子供をもっている家族は是非読んでいただきたいと思う。農薬などの合成化学物質に最も影響を受けやすいのは、とりわけ胎児から思春期までの子供だからである。子供が影響を受けやすいという事は、親となる(なった)あなたの未来にも関わっているという事である。

 

ここで紹介した本の一文は、「はじめに」の中で書かれている冒頭の一文にすぎません。本文に入るとさらに詳細なデータと併せて衝撃的な内容が書かれています。こうしたお話は極端すぎる内容のものも多いので紹介するにも注意が必要ですが、とはいえこのような情報を「全く知らない」とか「食の安全性に対する意識が低すぎる」というのはもっと問題だと思い紹介させていただきました。 つい先日発行されたばかりのほんとに新しい書籍なので、引用されているデータも新しいものが使用されているはずですから、是非どなたにも読んでみていただきたいなと思います。

 

最後にもう一つ、「はじめに」の中で書かれている「国産野菜に農薬や化学物質が多く使われる理由」について、ビニールハウスでの冬イチゴの栽培を事例にしたお話がありましたので、そちらも紹介しておきます。それを知るだけでも安全な食材を選びやすくなるので参考にしてみてください。

「本来、自然界に冬のイチゴは存在しないものです。それを、季節に逆らって加温しながら育てるのですから、植物にとってはものすごいストレスになります。当然、病気にかかりやすくなりますから、農薬をたくさん使う事になります。その農薬がイチゴに残留しているはずですよ」

「そしてもう一つは古いビニールハウスだという事ですね。ビニールが柔らかいのは可塑剤(かそざい)を混ぜているからですが、何年か経って劣化すると、可塑剤がパラパラと落ちてきます。作物は根っこからこれを吸収するんです。 この可塑剤が今、内分泌攪乱物質として問題になっているんですよ」

昔は春から初夏にしか食べられなかったイチゴが、真冬でも食べられるようになって便利になったが、便利さには必ず副作用があるという事だろうか。

 

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