インシュリンが分泌できない1型糖尿病は膵臓の病気ですが、インシュリンを分泌できる2型糖尿病は「余分な糖をグリコーゲンに作り替えたり保管することが出来なくなった肝臓に問題がある」というのが、世界の糖尿病学会での常識です。
グリコーゲンへの作り替えや保管が出来なくなるとその分インシュリンの分泌量を増やして血糖値を下げるしかありませんが、無限に増やし続けることもできないため、どこかで限界がきて血糖値の上昇が抑えられなくなります。そうして2型糖尿病へと罹患していくと考えられています。
病院治療の場合は食事制限とほぼほぼインシュリン投与のみになり、肝臓への対応はまずありません。ですから治癒率が低く「治療の難しい病気」と捉えられているのだと思います。
ですが僕の周りでは何人かの方が2型糖尿病を克服したり少しずつ血糖値が下がって克服に期待が持てる方がいらっしゃいます。そして皆さんが共通して取り組まれているのが「肝臓のケア」です。日本ではまだまだこうした考え方は広まっていませんが、それでもごく一部の病院ではこの考え方が取り入れられるようになり、HP上の治療方針の中に肝機能促進についての説明が見られるようにもなってきています。
肝臓のケアについては考え方が大きく3つあって、
- 負担の軽減(睡眠不足・添加物・薬)
- 栄養欠乏の改善
- 解毒
かみ砕いて言うと「出来る限り肝臓の負担を減らし」「肝臓にとって必要な栄養素を補給し」「肝臓内に蓄積された毒素の排泄(解毒)」するということになります。
では「その具体的な方法は?」というと色々ありますが、僕自身があらゆることをやってきた中で特に有効と実感できたのが
でした。もちろん人によって個人差がありますが、基本的には誰にでも有効な手段だとも思いますので、血糖値が気になる方や糖尿でお困りの方は参考にしていただければと思います。
1型糖尿病は先天性のもので完治は難しいと言われていますし実際その通りだとは思いますが、2型糖尿病に関しては肝臓のケアさえきっちりできれば改善は十分に可能ですから、この記事がその改善のきっかけになれば幸いです。