ソニア洗剤を設計開発された清水和夫先生によると「泡立ちと洗浄力に関係はない」そうです。しかし泡立ちの悪い台所洗剤は売れないので、ほとんどのメーカーは「発泡剤」という泡立ちを良くする成分を入れ、さらにはそれだけだと泡立ちが良すぎて濯ぎが出来なくなるため、「消泡剤」という泡を消す成分も少し混ぜているようですね。
ただ、前述のとおり泡と洗浄力には関係性がほぼありませんから、発泡剤や消泡剤を入れることは無駄なコストをかけることになってしまいますし、また安全性を保つことも難しくなってきます。さらにソニアは「無用のものは一切入れない」という企業理念を徹底していますので、使い心地の面で不評をいただいたり販売に繋がりにくい面があったとしても、泡立ちに関しては敢えて改善をしませんでした。
その分、私のような販売に携わる人間がこういった補足をさせていただいて、製品や企業の考え方に共感いただける方を募らせてもらってます。
その上で、泡立ちが悪いことに関しては実はちょっとした使い方の工夫で気にせず使う事が出来るようになります。以前書いた「浸けおき洗い用の台所洗剤です」という記事が参考になりますので、そちらの内容ももう一度確認しながらうまく使いこなしていただけらと思います。
台所用洗剤キッチン
ー2800円(標準液10リットル分)ー