「免疫」と言えばその代表格が白血球。
菌・ウィルス・がんを始めとした病原体の駆除を行うため、病気に罹る確率にダイレクトにかかわる非常に重要な細胞なのですが、白血球にはもう一つ大きな役割があります。それが「血中の掃除役」です。
病原体そのものではないけれど、結果的に体に悪影響を及ぼすような異物の分解・除去も、白血球が行っています。
そこで表題の「血が汚れると免疫が急激に低下する」という話です。
白血球は仕事が増えたからと言って、白血球の数が増えたり能力が上がったりするわけではありません。ですから血中のごみが増えると病原体へ対応する数を減らし、ごみの駆除に数を割かなければいけなくなります。そうなると当然ごみ掃除に割いた数(割合)の分だけ免疫力は下がるという事になるわけです。
言い換えれば、「血をきれいにできればその分だけ余計な仕事がなくなり、菌・ウィルス・がんへの対応に専念できるようになり、あらゆる病原体に対して免疫力を最大限に発揮できるようになる」ということです。
では「血を汚す要因」とはどのようなものになるのでしょうか?
細かく書くときりがないのでここでは簡単にしか書きませんが、大きな枠組みで表現すれば
●不自然なもの(化学物質・石油系製品・天然でないもの)
●過剰摂取してしまうもの(糖・油・脂など)
●体内環境の悪化
となり、具体的には
- 経口毒
加工食品
乳製品
お菓子
スイーツ
薬
等・・・・・・・・
バスアイテム
洗剤
化粧品
等・・・・・・・・
- 腸内環境の悪化
便秘
下痢
痔
等・・・・・・・・
といった辺りについて、特に注意が必要ということになります。
僕自身が天然素材のみで作られた洗剤・バスアイテム・化粧品・腸内ケア製品を取り扱い、多くの人に勧めるようになっているわけですが、その大きな理由の一つがここにあります。
といった人は特に血の汚れから免疫が下がっている可能性が高いので、特に上記の原因には注意を払って対策することをお勧めします。